市議会のようす−瀬戸市議団

瀬戸駅前で街頭宣伝をしました

瀬戸駅前で街頭宣伝をしました

●昨日の朝は、尾張瀬戸駅で7時から街頭宣伝を行いました。
内容は、橋本維新の会代表の発言と憲法96条の問題です。
橋本維新の会代表が「慰安婦は必要だった」「米軍には風俗の利用をすすめるべきだ」と発言しました。わたしは、女性を戦争や性の道具と見なすこの暴言に驚き怒っています。日本でも世界でも怒りが噴出していますよね。これほど人間の尊厳を踏みにじる発言をする人に、市長の資格はもちろんのこと国政を語る資格もありません。大阪では「市長はやめて!」の声が広がっているそうです。
今、自民党や維新の会などが「憲法改定」を参議院選挙の争点にしようとしていますが、改憲派の一番のねらいは9条を改定して「国防軍」を作り、日本をアメリカとともに「海外で戦争ができる国」に変えることです。そのため憲法96条を変えようとしていますが、みなさん、日本は国民主権の国です。憲法は、主権者である国民が「国家権力が勝手なこと」をしないように縛るものです。だから、国会が憲法改正を発議するのに、衆議院・参議院の「3分の2以上」が必要だという厳しい条件を付けています。世界ではこれが多数です。これを過半数にしたら、時の政権がいつでも有利なように憲法を変えることができるようになります。これはやってはいけないことではないでしょうか。
自民党の「改憲案」をご存じでしょうか。基本的人権97条を全面削除する、表現・結社の自由を含む基本的人権を「公益」「公の秩序」の名のもとに制限するというものです。これでは、戦前の「大日本帝国憲法」への逆戻りです。京都仏教界理事長で金閣寺の住職の有馬頼底さんは「憲法96条改定は愚かなことで、仏教精神からも絶対阻止しないといけない」と語ってみえます。改憲派は「北朝鮮」や「中国」を改憲の口実にしていますが、アジア諸国は「紛争があっても、戦争はしない対話による解決」を合い言葉にして平和の共同体づくりが大きく広がっています。憲法9条を生かした平和外交こそアジアと世界から信頼される道ではないでしょうか。
以上のように、街頭からの訴えをしました。街頭からの訴えは、毎週7時から各駅を順番に行っていますので、ご協力をお願い致します。


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